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持株会用語集
持株会にて用いられる用語についてご説明します。
なお、一般の証券用語に関しましては、大和証券ホームページの「用語集」からご検索ください。 大和証券ホームページの「用語集」
インサイダー取引
読み いんさいだーとりひき
同義語 内部者取引【ないぶしゃとりひき】
上場会社等の役職員等の会社関係者、及び情報受領者(会社関係者から重要事実の伝達を受けた者)が、その会社の株価に影響を及ぼす重要事実を知って、その重要事実が公表される前に、その会社の株式の売買を行うことを「インサイダー取引」といい、金融商品取引法で規制されています。
このような取引が行われた場合、株式市場の公正性や健全性が損なわれる恐れがあるため、禁止されています。
インサイダー取引を行った者は、刑事罰もしくは課徴金またはこれらが併科されます。

なお、持株会を通じた株式の買付は、計画的かつ継続的な定時定額の拠出によるものであり、個別の投資判断に基づかないので、インサイダー取引規制の適用除外となります。
但し、株価に影響を及ぼす未公表の重要事実を知りながら、新規の入会や口数の変更、拠出の休止・再開などを行ったり、持株会からの引出株式を売却した場合は、インサイダー取引規制が適用されますので、ご注意ください。
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会員
読み かいいん
同義語 持株会会員【もちかぶかいかいいん】
持株会に加入している従業員(社員)などをいいます。
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買付
読み かいつけ
同義語 購入【こうにゅう】・取得【しゅとく】
拠出金及び奨励金にて、規約に定める一定日に証券取引所を通じて株式を買い付けることをいいます。
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買付日
読み かいつけび
拠出金及び奨励金、また前回の持株会を通じた株式買付に充当されなかった繰越金を合わせ、規約に定められた一定日に証券取引所を通じて株式を買い付ける日をいいます。
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株式購入金額累計
読み かぶしきこうにゅうきんがくるいけい
持株会へ拠出され株式の買付に充当された金額の合計です。
(給与・賞与から天引きされた金額(定時拠出金)+奨励金+配当金+臨時拠出金−繰越金)
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株式等振替制度
読み かぶしきなどふりかえせいど
同義語 振替制度【ふりかえせいど】、株式振替制度【かぶしきふりかえせいど】
上場会社の株式を鰹リ券保管振替機構(通称「ほふり」といいます)及び証券会社等の金融機関に開設された口座において電子的に管理する制度です。
売買等に伴う決済は、すべて口座振替(口座における電子的な記録の書き換え)によって行われます。
この制度により、株主の管理は、株主名簿による管理に一元化され、決算期末等の基準日時点で証券会社等の金融機関に開設された口座に記録された株主が鰹リ券保管振替機構を通じて発行会社に一斉に通知され、株主名簿に株主の情報として登録されることにより、株主は配当金等の権利を受けることができるようになりました。
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株式無償割当て
読み かぶしきむしょうわりあて
株式の発行会社が、既存の株主に対して、新たな払込みをさせないで無償で株式を割り当てる制度です。
株式数が増加するという点においては「株式分割」に類似していますが、「株式分割」が1株を2株に分割するように同じ種類の株式数を一律に増加させる制度であるのに対して、株式無償割当ては異なった種類の株式(普通株と優先株など)を交付することができる制度です。
なお、持株会での保有株式に対して株式無償割当てが行われた場合には、会員の保有株数に応じて配分されます。
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株式分割
読み かぶしきぶんかつ
1株をいくつかに分割し、株式の発行会社の発行済株式数を増やすことです。例えば、1株を2株に分割すると、その株式を保有していた方の持株数は2倍になります。持株会で保有されている株式に対して株式分割が行われた場合には、会員の保有株式数に応じて配分されます。資金の払込は必要ありません。
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株式累積投資
読み かぶしきるいせきとうし
同義語 累積投資【るいせきとうし】、るいとう【るいとう】
対象銘柄毎にお客様から払い込まれた小口の資金を合計し、同じ銘柄に投資するお客様が共同で株式を買い付ける制度です。基本的には、毎月一定の金額(1万円以上1,000円単位)で株式を買い付け、1売買単位の株式の取得を目指す制度です。
なお、加入されている持株会において「持株会規約」にて定められている場合のみ、退会時に1売買単位に満たない株式のうち1株以上の整数倍株式について、退会時に選択すれば、持株会口座から株式の振替先口座として大和証券に開設された証券口座に設定される累積投資口座に振り替えることもできます。
また、別途手続きを行うことにより、毎月一定の金額で株式を買い付け、1売買単位の株式にすることができます。
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株主割当
読み かぶぬしわりあて
既存の株主に対して行われる有償増資で、資金の払込を伴う新株発行のことです。
割当基準日の保有株数に応じて割り当てされます。
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管理信託
読み かんりしんたく
一般的には、持株会が民法の規定に基づき組合として設立される個人(会員)の集合体であるため、持株会を通じて買い付けられた株式を持株会が形式的に理事長に名義を借りることになっています。この理事長名義にて一括管理される信託を「管理信託」といいます。「管理信託」により持株会を通じて買い付けられた株式は管理の目的の範囲内で、理事長に信託されます。あくまで「管理信託」となるのは、通常の全面的な信託が投資信託法で禁止されているからです。
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議決権
読み ぎけつけん
株主が株主総会において各議案を決議する権利のことです。通常、1売買単位の株式について1個の議決権を持つことになります。
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議決権の不統一行使
読み ぎけつけんのふとういつこうし
株主が2個以上の議決権を持っている場合に、これを統一しないで、一部を賛成、残りを反対というように別々に行使できることをいいます。
持株会を通じて買い付けた株式は会員の共有物であり、また会員がそれぞれの持分を持っています。しかし、会社へは形式的に理事長の名称が株主として登録されます。
このように形式的な株主(理事長)と実質的な保有者(会員)が異なる場合に、実質的な保有者それぞれの意思に従って議決権を行使できるようにするために規約で定められています。
株主総会議案を理事長は会員へ周知し、会員は理事長に対して議決権の不統一行使を申し出ることができます。
但し、「議決権の不統一行使」を行う場合でも、株主総会に出席できるのは、あくまで理事長だけとなります。
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規約
読み きやく
同義語 持株会規約【もちかぶかいきやく】
持株会の運営方法を定めた規則のことです。
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休止
読み きゅうし
同義語 拠出休止【きょしゅつきゅうし】
会員が、事故・病気など止むを得ない事情がある場合で、かつ再開の見込みがある場合に、給与・賞与からの天引きによる拠出を中止することをいいます。
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拠出金
読み きょしゅつきん
同義語 積立金【つみたてきん】
会員が株式を買い付けるために持株会へ拠出する金銭をいいます。
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拠出金額累計
読み きょしゅつきんがくるいけい
同義語 積立金額累計【つみたてきんがくるいけい】
給与・賞与から天引きされた金額(定時拠出金)の合計金額のことです。
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拠出口数
読み きょしゅつくちすう
同義語 積立口数【つみたてくちすう】
給与・賞与から天引きされる金額(定時拠出金)のことで、1口の整数倍で表します。
なお、1口当たりの金額については、「持株会規約」により定められています。 1口当たりの金額については、「持株会の運営内容」画面の「拠出金」よりご確認ください。
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拠出口数変更
読み きょしゅつくちすうへんこう
同義語 拠出金額変更【きょしゅつきんがくへんこう】
「持株会規約」に定められた所定の時期に定時拠出金額を変更する手続きをいいます。
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繰越金
読み くりこしきん
持株会への拠出金のうち、株式の買付資金に充当されなかったため、次回の株式の買付に組み入れられる資金のことです。
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月例買付
読み げつれいかいつけ
会員の所属会社から支払われる毎月の給与から天引きされ、持株会へ拠出される拠出金及び奨励金と前回の持株会を通じての株式買付に充当されなかった繰越金を合わせ、規約にて定められた月1回の一定の買付日に市場を通じて株式を買い付けることをいいます。
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公募増資・売出株式
読み こうぼぞうし・うりだしかぶしき
同義語 新規公開株式【しんきこうかいかぶしき】
主に、新規に発行される株式及び大株主から売り出しされる株式のことを指します。
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再開
読み さいかい
拠出を休止した会員が、給与・賞与からの天引きによる拠出を再開することをいいます。
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実施会社
読み じっしがいしゃ
従業員持株会や役員持株会においては、持株会を通じて買い付ける対象の株式を発行する会社をいいます。
また、拡大従業員持株会においては、会員である従業員が所属する非上場会社をいいます。

《拡大従業員持株会とは》
非上場会社の従業員が、当該非上場会社と密接な関係がある上場会社の株式の買い付けを目的として運営される組織で、従業員持株会以外のものをいいます。
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事務委託手数料
読み じむいたくてすうりょう
同義語 事務代行手数料【じむだいこうてすうりょう】
持株会の運営に係る事務を証券会社に委託する際に必要となる手数料のことです。
なお、従業員持株会、拡大従業員持株会では、一般的に会員の所属する会社が手数料等相当額を奨励金として支給し、実質的に負担しています。
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事務局
読み じむきょく
同義語 持株会事務局【もちかぶかいじむきょく】
持株会理事長に代わり、持株会の運営及びそれに係る諸事務を担当する機関です。
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従業員持株会
読み じゅうぎょういんもちかぶかい
会社の従業員(子会社等の従業員も含みます)が自社株式の買い付けを目的として運営される組織のことです。
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取得対象株式
読み しゅとくたいしょうかぶしき
持株会を通じて買い付ける対象の株式をいいます。
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証券保管振替機構 (通称「ほふり」)
読み しょうけんほかんふりかえきこう
同義語 振替制度【ふりかえせいど】、株式振替制度【かぶしきふりかえせいど】
「社債、株式等の振替に関する法律」(通称「振替法」)に基づき、振替業務を営む者として、主務大臣(内閣総理大臣・法務大臣)の指定を受けた我が国で唯一の振替機関です。株式等振替制度の下で、口座間の振替、発行会社への通知等を統括する機関です。
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賞与買付
読み しょうよかいつけ
会員の所属会社から支払われる賞与から天引きされ、持株会へ拠出される拠出金及び奨励金と前回の持株会を通じての株式買付に充当されなかった繰越金を合わせ、規約にて定められた月1回の一定の買付日に市場を通じて株式を買い付けることをいいます。
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奨励金
読み しょうれいきん
同義語 補助金【ほじょきん】
会員の定時拠出金に対して所属会社から支給される援助金のことです。
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信託の計算書
読み しんたくのけいさんしょ
持株会が、株式の発行会社から支払われた配当を会員の保有株数に応じて支払ったことを税務署に報告する際の計算書です。持株会では持株会理事長が株式を管理信託しているために当該計算書を提出する必要があります。
なお、当該計算書の税務署への提出は、受取配当金が原則として年間1円以上の会員について行われます。
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退会
読み たいかい
持株会への拠出を止め、持株会での保有株式等を精算することをいいます。
会員は、持株会理事長に申し出ることにより、持株会を退会することができますが、一旦、持株会を退会した会員は、原則として再入会することはできません。
なお、退会する際の持株会での保有株式等の精算方法は以下のとおりです。
(持株会によって、Aロ、ハは行っていない場合があります。)
@ 1売買単位の整数倍株式については、株式にて返還されます。
A 1売買単位に満たない株式については、「持株会規約」に定められた以下のいずれかの方法を選択することになります。
  イ. 持株会に時価で売却し、その代金から売却委託手数料などを控除した金額をもって現金で精算される方法
  ロ. 臨時入金して1売買単位まで買い増し、株式にて返還する方法
  ハ. 株式累積投資残高として累積投資口に移管する方法(1株の整数倍株式)
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第三者割当増資
読み だいさんしゃわりあてぞうし
株主であるか否かを問わず、特定の第三者(金融機関や取引先企業など)に対して行なわれる新株発行のことです。
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定時拠出金
読み ていじきょしゅつきん
同義語 定時積立金【ていじつみたてきん】
持株会へ積み立てる資金のうち、給与・賞与から天引きされる一定金額のことです。
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投資報告書
読み とうしほうこくしょ
同義語 持株会 投資報告書【もちかぶかい とうしほうこくしょ】
年2回(6ヶ月毎)、会員に対して持株会における拠出状況及び残高をお知らせする報告書のことです。
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入会
読み にゅうかい
「持株会規約」の内容に同意して、持株会の会員になることをいいます。持株会を通じて株式を買い付けるため、所定の入会届にて氏名・住所等の他に給与・賞与からの天引き金額を申し込みます。
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年間配当金計算書
読み ねんかんはいとうきんけいさんしょ
持株会内で保有株数に応じて支払われ、再投資された1年間(前年の1月1日〜12月31日)の配当金総額(税込)を会員へ報告するための明細書のことです。
なお、当該明細書は、確定申告時の証明書類としても利用することができます。
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配当金
読み はいとうきん
株式会社が事業を通じて得られた利益を株主に対して配分するものを「配当」といい、金銭で支払われる場合は「配当金」といいます。なお、持株会を通じて買い付けられた株式に対する配当金は、株式の発行会社より持株会に対して支払われ、会員の保有株式に応じて配分計算されます。
但し、この配当金は現金で受け取ることはできず、「持株会規約」の定めにより、直後に持株会への拠出金などと合わせる等により株式の買付代金に充てられます。
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売買単位
読み ばいばいたんい
証券取引所を通じて取引される株式の最低単位をいいます。
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引出
読み ひきだし
持株会での保有株式を引き出すことです。株式引出請求を行うことにより、持株会を退会することなく1売買単位の整数倍株式を引き出すことができるように「持株会規約」にて定められています。
なお、持株会から引出された株式は、持株会口座から大和証券に開設された会員本人名義口座へ振替により返還されます。
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簿価単価
読み ぼかたんか
持株会を通じて買い付けた株式の1株あたりの購入平均価格(コスト)のことをいいます。
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民法上の組合
読み みんぽうじょうのくみあい
持株会は、会社における互助会や共済会と同様の民法上の組合組織です。
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持株会総合精算サービス
読み もちかぶかいそうごうせいさんさーびす
持株会での保有株式を一部(1売買単位の整数倍株式)引出する場合や持株会を退会する場合に、持株会口座から大和証券に開設された会員本人名義口座へ株式・金銭(退会時精算代金)が振替により返還される仕組みです。
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持分
読み もちぶん
会員が持株会を通じて保有している株式及び金銭のことです。
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理事会
読み りじかい
同義語 持株会理事会【もちかぶかいりじかい】
持株会において、規約に定める管理・運営業務を執行する機関のことをいいます。
なお、理事会は、会員の中から選任される理事長、副理事長、理事、監事にて構成されています。
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理事長
読み りじちょう
同義語 持株会理事長【もちかぶかいりじちょう】
会員のうち、持株会を代表する者をいいます。
持株会を通じて買い付けられた株式は理事長名義となり、株主総会における議決権は理事長が代表して行使します。
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臨時拠出金
読み りんじきょしゅつきん
規約の定めにより、定時拠出金とは別に、会員の申し出により臨時に持株会へ拠出する金銭のことをいいます。規約の定めにより、以下の場合において臨時拠出できる場合があります。
イ.退会時に1売買単位まで株式を買増す場合
ロ.一時的に定時拠出金に追加される場合
ハ.公募増資及び売出が行われる場合
ニ.株主割当による有償増資が行われる場合
ホ.第三者割当増資に応募する場合
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